パーソナルトレーナーの独立や開業ために準備のポイント
こんにちは、ブログ担当の藤川です。
株式会社クリアは、主に東京や神奈川のパーソナルジムやトレーニングジム様向けに、
プロが仕上げた清潔で衛生的なレンタルタオルやトレーニングウェアのご提案をさせて頂いています。
弊社では、パーソナルトレーナーの方の独立や開業のタイミングで、レンタルタオルやトレーニングウェアなどのご相談を頂く機会が少なくありません。
パーソナルトレーナーは資格を必要とせず、独立や開業を行いやすい反面、多くの競合との競争が生まれてしまいますので十分な準備と知識が必要です。
そこで今回は、パーソナルトレーナーとして独立や開業をお考えの方々に向けに、独立や開業の基本や、資金調達、開業の方法とメリットとデメリット、ジム開業に必要な設備など、基本的なことがらをまとめました。
ぜひ、ご覧ください。
目次
パーソナルトレーナー独立・開業の基本を知ろう
パーソナルトレーナーとして開業するにあたり、まずは、パーソナルトレーナーの役割や、パーソナルトレーナーとして開業するメリットとデメリット、必要なスキルや開業前に知っておきたい許認可や資格についてなど、「パーソナルトレーナー開業の基本」をまとめました。
パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、個人的な目標を達成するために必要なフィットネスや健康に関するトレーニングを提供する専門家のことです。
顧客一人ひとりに合わせたカスタマイズされたトレーニングや栄養アドバイスを提供し、健康的なライフスタイルをサポートすることが主な役割となります。
パーソナルトレーナーの独立や開業のメリットとデメリット
パーソナルトレーナーの独立や開業のメリット
自分でビジネスを立ち上げることができるため、自分自身でスケジュールを組むことができ、自分の考えやアイデアを反映させたトレーニングプログラムを提供できることが挙げられます。
また、自分自身のスキルや専門知識を活かすことができ、顧客との信頼関係を築きやすく、長期的なビジネスを展開することができます。
パーソナルトレーナーの独立や開業のデメリット
自己責任でビジネスを行うため、収入や税金などの面での責任が大きくなることがあります。
また、トレーナー自身が自分で営業やマーケティングを行う必要があるため、その分の時間や労力が必要になることが挙げられます。
パーソナルトレーナーの独立・開業の形態
パーソナルトレーナーが独立した場合、「フリーランス」「業務委託」として働く場合、あるいは「ジム開業」を目指す場合の大きく3つがあります。
どの方法を選ぶにせよ、熱意と努力が必要ですが、自分自身のビジネスを運営することで、自己実現や収益の増大など、多くのメリットを得ることができます。
フリーランス
- 自営業として活動し、自らクライアントを獲得して仕事を行うことを指します。
- フリーランスのパーソナルトレーナーは、自分自身がビジネスの運営全般を担うため、自己責任で仕事を進める必要があります。
- ただし、クライアントの管理や集客などの面でも自己責任であるため、スキルや経験が求められます。
業務委託
- ある企業や施設に対して一定の業務を委託され、報酬を得て働くことを指します。
- 業務委託で働くパーソナルトレーナーは、企業や施設の規則に従い、一定の時間帯で指導を行うことが求められます。
- 業務委託には、クライアントの管理や集客などの責任は施設側にあるため、その負担は軽減されながら安定した収入を得ることができます。
ジム開業
- パーソナルトレーナーが自らのビジネスとしてジムを開業し、トレーニング指導やフィットネス事業を行うことを指します。
- ジム開業には、多くの手続きや資金調達、マーケティングなどの準備が必要です。
パーソナルトレーナーに必要なスキルや知識について
パーソナルトレーナーとして独立や開業するためには、専門的なスキルや知識が必要となります。
具体的には、フィットネスやトレーニングに関する知識、身体の構造や運動生理学に関する知識、コミュニケーションスキル、カウンセリングスキルなどが必要となります。
また、常に最新の情報やトレーニング方法に関する知識を更新することも大切です。
パーソナルトレーナーの独立や開業前に知っておきたい許認可や資格について
パーソナルトレーナーとして独立や開業するために必要な資格はありません。
しかし、競合のパーソナルジムとの差別化や、顧客からの信頼度や安心感を高めるのに役立つ資格取得やスクールに通うことで自分のレベルや専門性を高めることができます。
ただし、資格を取得することがすべてではありません。顧客のニーズに合わせたトレーニングプログラムを提供するために、コミュニケーションスキルやカウンセリングスキルなども重要です。
パーソナルトレーナーの独立や開業に必要な費用や資金調達について
パーソナルトレーナーとして開業するにあたり、必要となることのひとつに開業費用があります。どのような費用が必要になるのかの種類と資金調達の方法と注意点。資金調達に必要になるビジネスプラン(事業計画書)について基本的なことをまとめました。
開業に必要な費用とは?
パーソナルトレーナー開業に必要な費用は、以下のようなものが挙げられます。
資格取得費用
- 専門性を高めて信頼されるパーソナルトレーナーになるためには、専門的な知識や技術を身につけるための資格取得は効果的です。
- 資格取得にかかる費用は、講座や試験の受験料、教材代などがあります。
器具や備品の購入費用
- ジムを開業した場合、トレーニングや指導に必要な器具や備品を揃えるために、初期投資として一定の費用が必要です。
- トレーニングマシンやヨガマット、筋トレ用具など、必要な器具や備品をリストアップし、予算を立てる必要があります。
事務所費用
- パーソナルトレーナーとして独立する場合、事務所を借りる場合もあります。
- 賃貸契約に必要な保証金や敷金、家賃、光熱費などの費用がかかる場合があります。
広告宣伝費用
- 集客や宣伝に費用をかける場合があります。
- SNSやWebサイトの運営、チラシやポスターの印刷費用、雑誌や新聞広告の掲載費用などがあります。
資金調達の方法と注意点
独立や開業に必要な資金を調達する方法は、以下のようなものがあります。
自己資金による資金調達
- 自己資金とは、自分自身のお金を使って事業を始めることを指します。
- 自己資金による資金調達は、利息や返済の負担がないため、負債を抱えることがないというメリットがありますが、一方で限られた資金で事業を立ち上げるため、規模の拡大が制限される可能性があります。
銀行からの融資
- 銀行からの融資は、銀行が提供する資金を借りることです。
- 融資には利息や手数料が発生しますが、一方で大きな資金調達が可能であり、返済計画を立てることで事業の拡大が期待できます。
- ただし、担保の必要性があったり、返済計画の見通しが立てられない場合は融資が受けられない場合もあります。
政府や地方自治体が行う助成金・補助金の利用
- 政府系の助成金・補助金は、事業者が特定の条件を満たすことで、政府機関からの資金援助を受けることができる制度です。
- 例えば、地域活性化や新規事業創出などの目的で、特定の条件を満たす場合には助成金や補助金が支給されることがあります。
ビジネスプラン(事業計画)の作成方法
自己資金以外で資金調達を行う場合、ビジネスプラン(事業計画)は必須の書類となります。また、開業前に作成することで、開業時の方向性や目標を明確にすることができます。ぜひ、ビジネスプラン(事業計画)を作成してみましょう。
ビジネスプランには、以下のような項目が含まれます。
- 事業の概要
- 市場調査・分析
- サービス内容
- 販売戦略
- 競合環境
- 財務計画
事業の概要では、自分がどのようなサービスを提供するのか、どのような理念やビジョンを持っているのかを明確にします。市場調査・分析では、ターゲット層や競合環境を分析し、自分のサービスの強みや弱みを洗い出します。
サービス内容では、提供するトレーニングメニューやコース内容を詳細に説明します。販売戦略では、広告宣伝方法や販売促進方法を策定し、どのようにして顧客を獲得していくかを明確にします。
競合環境では、自分と同じようなサービスを提供する競合他社を分析します。財務計画では、収支予算や資金繰りを考慮して、どのように資金調達を行っていくかを決定します。
ビジネスプランを作成する際には、プロのアドバイザーの支援を受けることがおすすめです。また、自分自身で書く場合には、細部まで詳細に記述することが大切です。
パーソナルジムの開業方法の種類とメリットとデメリット
パーソナルトレーナーとして自分のジムを開業するにあたり、開業する場所は複数の選択肢があります。
費用を抑えて開業するなら、自宅を開業も可能ですし、複数人に対応したり、人の集まりやすい場所や大型マシンを導入したいならテナントで開業という選択肢もあります。
それぞれのジムの開業スタイルごとのメリットとデメリットをまとめました。
自宅でパーソナルジムを開業する場合のメリットとデメリット
メリット
- 自宅でパーソナルジムを開業するメリットは、なんと言っても、初期費用や運営コストを抑えることが出来ることです。
- 自宅の一室をトレーニングスペースにしたり、備え付けの設備を利用するなどで大幅にパーソナルジム開業コストを抑えることが可能です。
デメリット
- 更に複数人同時対応するスペース確保や大掛かりなトレーニングマシンの設置が困難だったり、賃貸マンションの自宅をパーソナルジムとして開業する場合、賃貸借契約書に開業を禁止されている場合がありますので事前に確認が必要です。
- また、自宅の場所を公開しないと集客できませんので防犯リスクが高まるのと、家族や近隣に理解を得る必要があります。
テナントを借りてパーソナルジムを開業する場合のメリットとデメリット
メリット
- 開業場所の選択の制限が無く、条件が整えば、好きな場所の物件を選んで開業できます。
選択する場所も、人の目に留まりやすい路面から、商業施設の中など様々な選択肢があり、お客様の信頼も得やすいです。 - 内装も自分の好みを選択できますので、こだわったパーソナルジムの開業が可能になったり、複数人同時対応や、大掛かりなトレーニングマシンの導入も可能です。
デメリット
- 物件取得のために大きな初期投資が必要です。
- 売り上げがなくても、毎月の家賃の支払いが必要になりますので、数ヶ月は収入がなくても大丈夫な貯蓄と、集客のための施策が必要になります。
レンタルジムやシェアリングジム、貸しスタジムでパーソナルジム開業のメリットとデメリット
メリット
- レンタルジムやシェアリングジム、貸しスタジオなどパーソナルジムを行うメリットとしては、初期投資を抑えることができ、また、自宅開業ではありませんので、防犯上のリスクなどからも解放されます。
- また、複数人同時対応も可能です。
デメリット
- また、レッスンのたびに撤収が必要だったり、大掛かりなトレーニングマシンの設置が困難です。
- 都度、レンタルジムやシェアリングジム、貸しスタジオの予約の手間が発生することや予約できなかった場合のリスクが発生します。
パーソナルジムの開業時に必要な設備
パーソナルトレーナーとして開業し、自分のパーソナルジムを構える際に必要になる設備や備品の一覧をご紹介します。
全てが必要ではなく、どのようなトレーニングを行うのか、どのようなジムを目指すのかコンセプトや方向性によっても異なる設備や備品もあります。
またパーソナルトレーナーの開業時は、売上が潤沢ではないことが多く、大きな出費は抑えたいところです。
全て新品ではなく、ネットオークションやメルカリなどの販売サイトもありますので、コンセプトや方向性とも連動し、必要なものを優先順位をつけて計画性をもって準備してゆきましょう。
ダンベルやバーベルなどのトレーニング用具
- 筋力トレーニングに必要なダンベルやバーベルは、トレーニングの幅を広げるために必要です。
- 重量調整ができるものを選びましょう。
トレーニングマシン
- トレーニングマシンは、筋力トレーニングや有酸素運動に使用することができます。
- ホームジム用のコンパクトなものから、商業用の高性能なものまで、用途に合わせたものを選びましょう。
ヨガマット
- ヨガやピラティスなどで使用するヨガマットは、クッション性が高く滑りにくいものを選びましょう。
- また、持ち運びがしやすい軽量タイプのものも便利です。
トレーニングマット
- トレーニングマットは、フロアエクササイズやストレッチなどで必要な備品です。
- クッション性が高く、耐久性があるものを選びましょう。
スタジオスペース
- スタジオスペースは、トレーニングを行うスペースです。
- 少なくとも10〜15平方メートル必要で、床面には滑り止めのマットを敷きましょう。
- スタジオスペースには、ミラーや音楽を流す機器も必要です。
レンタル用のトレーニングウェアとフェイスタオルやバスタオル、バスマット
- ジム利用者様にお貸しするトレーニングウェアは、トレーニングのしやすさや動きやすさが重要です。吸汗速乾性がある素材のものや、体型に合わせたフィット感があるものを選びましょう。
- ジム利用者様にお貸しするレンタルタオルは、トレーニング時の汗を拭きとるためのフェスタオル以外に、シャワールームを設置する場合には、バスタオルやバスマットも必要になります。
- ジムの利用者向けにトレーニングウェアとフェイスタオルやバスタオルをレンタルできると、ユーザーは手ぶらで来店できるので、競合との差別化に繋がります。
- 但し、使用済みのトレーニングウェアとフェイスタオルやバスタオル、バスマットの洗濯や乾燥はジム自前で行うか、レンタルタオル業者に委託する方法があります。
パーソナルジムやトレーニングジム様けレンタルタオルのサービスページを見る
オーディオ機器
- トレーニング中に音楽を聴くことで、モチベーションを高めることができます。
- Bluetoothイヤホンやワイヤレススピーカーなど、便利なオーディオ機器を用意しましょう。
テーピング用品
- トレーニング中に怪我をしないように、テーピング用品を用意することが必要です。
- また、怪我をした場合には、応急処置ができるようにしておくことが大切です。
クリーン用品
- トレーニングマシンやマットを清潔に保つために、クリーン用品が必要です。
- 消毒液やクリーニングスプレー、マイクロファイバータオルなど、清潔に保つためのアイテムを用意しましょう。
事務用品
- 事務用品は、受付用デスク、椅子、電話、コンピュータ、プリンター、書類用棚などが必要です。
- トレーニングプログラムや契約書の作成に必要な文具も用意しましょう。
ビジネスツール
- パーソナルトレーナーとしてのビジネス活動に必要なツールもあります。
- カードリーダーやスケジュール管理アプリ、名刺、ウェブサイトやSNSなど、自分のビジネスに必要なものを揃えることが大切です。
エアコン
- スタジオ内は、快適な温度でトレーニングを行えるように、エアコンが必要です。
- また、換気扇も必要です。
防音設備
- 周囲に迷惑をかけないよう、防音設備を導入することが必要です。
- また、隣接する施設との間に防音壁を設置することも検討しましょう。
空気清浄機
新型コロナウイルス感染症対策として、空気清浄機を導入することも検討しましょう。
特に、施設内の空気を循環させる場合は、高性能の空気清浄機が必要です。
トイレ
- 施設内にトイレを設置することが必要です。
- トイレは、常に清潔に保つようにしましょう。
パーソナルトレーナーとしてのサービス提供について
パーソナルトレーナーとして独立・開業し、提供するサービスはトレーニングプログラムの作成や運営管理に加え、カスタマーサービスやフォローアップなど、多岐にわたる業務が必要です。
こちらでは、トレーニングプログラムの作成方法と、顧客とのコミュニケーションについてまとめました。
トレーニングプログラムの作成方法
トレーニングプログラムを作成する際は、まず顧客の目標や能力、体調、生活環境、日程などを把握し、その上で具体的な目標や期間を設定し,その目標に向けたトレーニングプログラムを作成します。
プログラムには、トレーニングの種目や強度、回数、時間、休息時間などを含めることが重要です。また、プログラムを柔軟に変更することも必要であり、顧客の状態や目標の達成度に合わせて適宜調整する必要があります。
顧客とのコミュニケーションやフォローアップについて
顧客とのコミュニケーションやフォローアップは、顧客との信頼関係を築くためにパーソナルトレーナーに欠かせない業務です。
顧客に対しては、誠実で親身な対応を心がけ、質問や不安に対して丁寧に回答することが大切です。また、顧客のフィードバックを積極的に収集し、トレーニングプログラムの改善や顧客満足度の向上につなげることも必要です。
フォローアップには、顧客の健康状態やトレーニングの進捗状況を定期的に確認し、適宜アドバイスを行うことが含まれます。
パーソナルトレーナーとして独立・開業した場合の収入の仕組み
パーソナルトレーナーが独立し、「フリーランスとして働く」「業務委託契約を締結して働く」「ジムを開業する」場合の収入の仕組みの概要をまとめました。
パーソナルトレーナーが独立し、フリーランスとして働く場合
パーソナルトレーナーが独立し、フリーランスとして働く場合、収入の仕組みは大きく分けて以下の2つに分かれます。
- 時給制
- セッション料金制
時給制は、フリーランスとしてジムやフィットネスクラブに業務委託で働く場合などによく用いられます。
通常は、1時間あたりの時給が決められ、働いた時間に応じて報酬が支払われます。
セッション料金制は、パーソナルトレーナーが直接クライアントと契約を結び、1回あたりのセッション料金で報酬を得る方法です。
この場合、1回あたりの料金は、トレーナーのスキルや経験、地域、需要などによって大きく異なります。
パーソナルトレーナーが独立し、フリーランスとして働く場合のポイント
- パーソナルトレーナーが独立し、フリーランスとして働く場合には、自分で集客を行うことが必要となります。
- ブログやSNSを活用した情報発信や、知人やクライアントの紹介、イベント出演など様々な方法がありますが、継続的な努力が必要です。
- 初めは集客がうまくいかなくても、継続的に努力を続けることで、徐々にクライアント数を増やし、安定した収入を得ることができます。
パーソナルトレーナーが独立し、業務委託を締結して働くことになった場合
業務委託とは、企業や個人事業主が、自社や顧客先に対して一定の業務を委託する契約形態です。
パーソナルトレーナーが業務委託になる場合、ジムやフィットネスクラブなどから依頼を受け、指導やトレーニングを行う自営業として活動することになります。
収入の仕組みは、受注した業務ごとに報酬が支払われる「完全出来高制」が一般的で、完全出来高制の場合、業務ごとに報酬が変わるため、収入が安定しないというデメリットもあります。
料金設定においては、市場の相場を調べることが重要です。また、競合他社との差別化を図ることで、高い料金を設定することも可能です。
価格帯の設定方法としては、顧客の需要に応じて複数の価格帯を設定する方法があります。
パーソナルトレーナーが独立し、業務委託になった場合のポイント
- 受注した業務の報酬が高ければ、比較的短期間で高収入を得ることができる可能性がありますが、業務の受注数やクライアントのニーズによって、収入は大きく変わってきます。
- また、業務委託契約には税金の自己負担が含まれるため、収入が高い場合には確定申告を行い、税金を納める必要があります。
- 独立して業務委託として活動するパーソナルトレーナーにとって、収入は自分で稼ぐ力に比例します。
- より多くのクライアントを獲得するために、自己PRやマーケティングに取り組むことが必要ですし、定期的な顧客管理やリピート率の向上にも力を入れることが重要です。
パーソナルトレーナーが独立し、ジムを開業する場合
ジムを開業する場合、主な収入の仕組みは以下の3つです。
パーソナルトレーニングの個別料金
- パーソナルトレーニングは、1回あたりの料金が高く、利益率が高いため、ジム経営の主力となることが多いです。
- また、パーソナルトレーニングを受ける人は、定期的にトレーニングを受ける傾向があるため、収益の安定性も高いです。
ジム利用料金
- ジム利用料金は、会員が定期的に支払う利用料金です。
- 一般的に、1ヶ月の利用料金を定額で設定することが多いです。
- この収入は、パーソナルトレーニングの収入に比べると利益率は低いですが、安定的な収入源となります。
トレーニングプログラムの販売
- ジムでは、トレーニングプログラムを販売することで収入を得ることができます。
- トレーニングプログラムは、パーソナルトレーニングのように個別に行うものではなく、複数の人が参加するグループレッスンのような形式が一般的です。
パーソナルトレーナーが独立し、パーソナルジムを開業する場合のポイント
- ジム開業には多くの投資が必要となります。
- 建物や設備、器具、トレーニング用品など、必要なものは多岐に渡ります。
- そのため、開業に必要な資金調達方法についても考える必要があります。
- また、ジムを開業する際には、事業計画を立てることが重要です。
- 開業前に収益や費用の予測を行い、リスクを最小限に抑えることができます。
- また、スタッフの採用や広告宣伝、顧客管理など、運営に必要な知識やスキルも必要となります。
収益アップのための戦略や方法
パーソナルトレーナーとして独立や開業し、収益アップのためには、新規顧客の獲得や既存顧客のリピート率向上が重要です。新規顧客の獲得には、ウェブサイトやSNSを活用したマーケティングが有効です。また、顧客のニーズに合わせたトレーニングプログラムの提供や、プロモーションの実施なども収益アップの戦略として考えられます。
ここでは、マーケティングの基礎やターゲットの設定方法、SNSやウェブサイトの活用方法やSEO対策について基礎的な部分をまとめました。
マーケティングの基礎とは?
- パーソナルトレーナーとして開業する場合、マーケティングの基礎的な考え方を理解しておくことは非常に重要です。
- マーケティングとは、顧客ニーズに合わせて商品やサービスを提供し、そのニーズに応えることで収益を生み出すプロセスのことです。
- パーソナルトレーナー開業の場合、自分が提供するサービスがどのような顧客ニーズに応えるものなのか、その点を明確にすることが大切です。
ターゲット顧客層の設定方法
- パーソナルトレーナー開業において、ターゲットとする顧客層を明確にすることが必要です。
- 例えば、アスリート向けのトレーニング、ダイエットや健康を目的としたトレーニングなど、どのようなニーズに応えるサービスを提供するのかを考え、そのターゲットとなる顧客層を設定する必要があります。
- また、ターゲットとなる顧客層の属性に合わせて、マーケティング施策を展開することも大切です。
SNSやウェブサイトの活用方法やSEO対策について
- 現代のマーケティングにおいて、SNSやウェブサイト、Blogは非常に重要な役割を担っています。
- 特にパーソナルトレーナーの独立や開業の場合、自身のウェブサイトやSNS、Blogを活用して、自分のサービスや実績をアピールすることが必要です。
- また、検索エンジンの上位に表示されるよう、SEO対策も行うことが重要です。
- ただし、過剰な宣伝や広告は逆効果になることがあるため、適切なバランスを考えながら施策を展開することが大切です。
パーソナルジムやトレーニングジム様向けレンタルタオルのご案内
いかがでしたか?
パーソナルトレーナーとして開業や独立を目指されている方の少しでもお役に立てれば幸いです。
弊社ではパーソナルジムやトレーニングジムを開業されている方向けに、施設利用者様にお貸しするタオルやトレーニングウェアのレンタルをご提案しています。
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